コタキ ヒカル編

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コタキ ヒカル編

俺は周りの子とは違う 俺は特別だから、頑張らなくてもいい ずっとそう思ってるまぁ今もそう思ってる そんな退屈な日常に刺激が欲しかった だから俺は訓練生に入ることを決めた そこには、怪物を倒したことがある奴・それに着いてく奴・可愛い女子・誰も信じられない奴 色んな奴がいた。 "俺って普通じゃん" あの夜カミジくんが外に出たあとシゲムラくんも外に出たから俺もついて行った いつもみたいに喧嘩するって思ってたのに 2人が戻ってくる時には仲が良くなっていた 『おかえり!!カミジくん』 「外に出てたこと教官には内緒な」 『わかってるよ』 「サンキュ!!なぁシゲムラ明日は俺と勝負な」 「やだ」 「なんでだよぉ」 「弱いから」 「なんだと〜!!」 俺が初めにカミジくんを見つけたのに… 「ヒカルは何にもしなくていいからね」 お母さんに言われたこの言葉が俺の中で呪いのようにずっとある 「ヒカル!!」 『あっ!!リュウセイくんどうかした』 「あの2人いつの間に仲間良くなっちゃったね」 『カミジくんとシゲムラくん??』 「そうそう!!シゲは俺が先に見つけたのにってやっぱり思っちゃうw」 『わかる気がする』 「だよな!!でも分かるんだよシゲについて行きたいって思うの」 『そうなの??』 「そうなの!!自然と自分のこと話しちゃったりさ」 『まじ!!』 「まじまじ!!だからカミジもシゲの世界に入っちゃったんだろうな」 リュウセイくんの言ってることが本当だったら 俺のお母さんの呪いも解いてくれるんじゃ… 『でも俺はいいやシゲムラくんと話すのは』 「なんで??」 『思い出したくないから』 過去のことなんて思い出したくない。 ーー幼少期ーー 俺は特別だ!! 家は大きいし綺麗だった でもある日俺は捨てられた 「ヒカル…。あなたはここにいるべきじゃないの」 『えーん(泣)えーん(泣)』 「あなたは強くなるの。そして私たちを…」 そうして俺は牧場の真ん中に捨てられた 拾ってくれたのはそこの牧場の人だった おじさん(牧場の人)は事情を知ってるように感じた だからか、俺が訓練生になると言った時 ものすごい反対された 育ててくれたのに俺は牧場を出ていって無断で訓練生になった 『おじさん!!俺戦士になりたい』 「!!なんでだい」 『わかんないけど、怪物は悪いやつなんでしょ』 「そうやけどなぁ」 『俺の親みたいに…。悪いやつは成敗されるべきなんだよ』 「やめてくれ。戦士にはなるんじゃない」 『なんでだよおじさん!!』 「ヒカル…。お前の親はそれを望んじゃいない」 『親なんてどうだっていい!!俺を捨てたて…』 「ヒカル。兵士は強くなきゃならない」 『俺は強い。特別なんだよ!!わかるかおじさん』 「…」 このまま出ていった
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