コタキ ヒカル編

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次の日 今日も格闘訓練だった 『シゲムラくん!!』 「どうしたコタキ」 『俺と勝負しよう』 「急にどうした??俺なんかと」 『強いんだろ』 壁にぶつからないと強くなれないだろ!! 「いいよ」 シゲムラくんの構え方は昨日も見たし 戦い方も!! 技術で勝てないなら… 『気合いだコラァァァ!!』 分かってる うやむやに当たったって 全部避けられる だけど、俺はここで強くなって強さ以外のものも手にいれる そして、母さんを探しに行く!! 「コタキ…お前は俺なんかより強いよ」 『はっ??』 気が抜けた瞬間シゲムラくんに倒された 『最後のどういう意味??』 「俺は弱い。」 『強くなったらどうしたい??』 「急に質問責めだな」 『いいだろ!!お前だけが俺らの心の中見るのはフェアじゃないからな!!』 「強くなったら、母さんを救う」 『シゲムラくんのお母さん何かあったの??』 「俺にもよく分からない」 シゲムラくんの弱い部分に触れた気がした。 『俺はこの国を助ける!!』 「なんで??」 『俺の使命だからな』 「じゃあついて行く」 『おう!!』 今はなんにもできないただの訓練生でも 戦士になってこの国を助ける そして母さんを探す たとえそれが高い壁だったとしても 倒すまで!! 今は俺に仲間がいる 冷静な判断ができる リュウセイ 伸び代が誰よりもある トモヒロ 強さでは怪物級 ダイキ 未来はきっと明るい!!
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