シゲムラ ダイキ編

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10年後 (15歳) 「あなた達99期生は今日から訓練生となる!!その覚悟はあるのか!!」 やっと訓練生になれた… 10年前妹を殺してからはナカヤマさんのもとで 銃や格闘術を学んだ 俺はここで1番になり戦士になる そして母さんを助ける!! 「私はあなた達訓練生を育てる教官」 ナカヤマさんに言われた訓練生の教官を乗り越えないと戦士にはなれたいと その名は"ミシェル マザリア"(女) 「ミシェル マザリアだ!!今日からよろしく」 ミシェル教官は幼くして親を離れ戦士になる訓練をしていた。 俺と同じような人だ… 女の人が戦士なんて珍しい でもなぜ親元を離れたんだ それに若くして教官… だいたいおじさんとかがやる仕事だろ そういえばキリシマさんとナカヤマさんの同期って聞いたぞ 教官になるには早くないか なんか戦士の時にやらかしたとか?? でもキリシマさんもナカヤマさんも ミシェル教官には気おつけろって言われたから すごい戦士だったことには違いない 「シゲムラくん??もう解散してるよ」 『ミシェル教官!!すみません』 「考え事??」 『いえ、何も!!失礼します』 やべぇ最初から目をつけられたら終わりだろ 「ミシェル教官綺麗だったな〜なんて思ってないだろうな」 『うわっお前どこから』 「シゲムラ ダイキだよな」 『そ、そうだよ!!お前は??』 「俺はサクライ リュウセイ」 『リュウセイ…よろしく』 「ミシェル教官は確かに綺麗だ、でも俺らガキには少し高い壁だ諦めろ」 『いや、俺何も言ってねぇから』 「ミシェル教官はどんな人が好みなんだろうか」 こいつ…ミシェル教官に一目惚れしてるのか?? さては頭悪いな 「ミシェル教官は俺が守る」 『リュウセイ…教官はやめとけ』 「俺は別に好きなんて言ってない!!」 『あれを見ろ!!』 「…嘘だろ…」 ミシェル教官は戦士であろう人と楽しそうに話していた。 『あれは誰だ??』 「シゲ知らないのか」 『俺は兵士については何も知らない』 「あの方はキタムラ ヒロタカ大佐だ」 大佐!? 「ハマダ大佐だったら諦めるしかないか」 『リュウセイ…あの人は強いのか』 「大佐が着くほどだ強いんだろ」 『じゃああの人は何を犠牲にしたんだろ』 「は?犠牲?」 『俺らには関係ないか…戦士になればいくらでもハマダ大佐に聞くことができる』 「ブツブツどうした?」 『ごめん。なんでもない戻るぞ』 「そうだな〜今日の夕食なんだろう」 『カレーとかじゃないのか』 「あるなそれ」 『「いただきます」』 「シゲ予想通りだったな」 『だな!!こういうのはだいたいカレーなんだよ』 「シゲはカレーとか食べててたのか」 『よくナカヤマさんに作ってもらった』 「ナカヤマさん?」 『ナカマ大佐だよ』 「ナ、ナカマ大佐!?知り合いなのか」 『親みたいな存在だよ』 「お前も色々あったんだな」 『あぁ、ご飯の時に喋るようなことじゃないけど。怪物にあったことがある』 「怪物!?本当か」 『本当だよ。俺はそこで怪物を殺した』 「99期の中で実戦経験があるやつがいるって噂聞いた事あったけどシゲだったとは」 『あの日から何か変わっかきがするよ』 あの日、妹を殺してから自分が自分じゃなくなった気がした 妹を…この世から… 『すまん。食事中だったな』 気がついたら他の訓練生も俺たちの周りに来て 驚いていた 「てめぇが殺した怪物に何情けをかけてんだよ」 『あ"てめぇ誰だよ』 「俺はカミジ トモヒロだ。家族を怪物に殺された。そんな怪物にてめぇは何情けをかけてるんだよって聞いてんだ」 『カミジ…お前に何がわかるんだよ』 「そんなの何もわかんねぇけど、てめぇは人類の敵である怪物を殺したことに後悔してるだろ」 『俺がもっと…もっと強かったら助けることが…』 カミジは俺の胸ぐらを掴んだ 「助けるだぁ??お前今すぐ訓練生をやめて怪物になっちまえそして俺が殺してやるよ」 リュウセイ「2人ともやめろって!!」 『リュウセイ邪魔すんな』 リュウセイ「2人は1回頭を冷やした方が」 「てめぇもこいつの肩を持つのか」 リュウセイ「シゲにも事情があるのかもしれない」 「頭冷やすのはてめぇらだよ」 カミジはどっかに歩いて行った 「シゲ大丈夫??」 『あぁサンキューなリュウセイ』 「それは大丈夫なんだけど。カミジが言っていたこと俺も実は同じこと考えてたんだ」 『今はまだ言えない』 「え??」 『約束しよう。必ず戦士になるって戦士になったら俺の秘密をリュウセイに話すよ』 「う、うん」 『冷めるうちにカレー食べるぞ』 何が正解かは俺にもまだ分からない 吹っ切れたと思ってたけど 俺はまだミカの事を… 俺は怪物を助けたいと思ってる。
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