カミジ トモヒロ編

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今日の格闘訓練でわかった… 俺は弱いってだからみんなより練習しなきゃ そう思って夜外に出た 『はっ』パンチ 『ほっ』キック 「筋がなってない」 『シゲムラ!?』 「カミジが出てくとこ見えたから来た」 『冷やかしにかよ』 「ちげぇ。」 『じゃあ何しに!!』 「明日も格闘訓練だろ、そんなに弱かったら一緒に戦士になれねぇだろ」 今こいつ… 『なっ…何でそんなこと言うんだよ』 「仲間だからだろ」 『ちっ、俺は仲間なんて思ってない!!ライバルだろ!!それとも俺なんて眼中にないってか』 「なんでもかんでも人を疑うなって!!」 『母さんは人を信じすぎて死んだ…。だから、もう疑うことしかできねぇんだよ…』 「俺はお前の敵か??」 『そうだよ…敵だよ…てめぇは敵なんだよ!!』 この時シゲムラは戦闘態勢になった 「しっ!!なんかいる」 『は??ここ山奥だぞ!!誰もいる訳』 この時俺はわかっていなかった 訓練生の怖さを 「感じねぇのか気配を」 『はぁ??怪物が近ずいてるとか言いたいのか』 「カミジなんにもわかってねぇな」 『さっきから何を言ってんだよ!!』 「訓練生の3分の1のリタイア理由知ってるか??」 『疲労??』 「違う。訓練生どうしの殺し合いに負けたヤツ」 『えっ』 「来るぞ!!」 木の影に隠れていた訓練生が俺たちを襲いに来た モブ1「てめぇらぶっ殺してやる!!」 『ちょっ待てって』 モブ2「シゲムは俺が相手する」 「誰だってやることは変わらない。」 『おいシゲムラ!!殺し合い以外に方法はねぇのか』 「あるんだったら俺が聞きたいな」 そう言ってシゲムラは殺し合いを始めた 「カミジ!!死にたくなかったらなその拳で目の前のやつ倒せ!!」 俺が戸惑ってる間にシゲムラは相手を倒していた 『こ…殺したのか…??』 「殺してはない。起きたら話つける」 『なんて?』 「死にたくなかったら、戦士諦めろって!!まぁ俺の声なんて聞こえないと思うけど」 『は??』 「きっと俺が倒したやつは…ここを出るきっかけが欲しかったんだろうな」 モブ1「俺がいること忘れんな」 『お前はどっちだ??あいつと同じ目的か、それとも本気で死に来たのか??』 モブ1「カミジ!!お前を倒しに来た、今日の訓練ではなんにもできてなかったからな"弱肉強食"ってやつ教えてやるよ」 ここでお終いか??俺… 「カミジ!!大丈夫自分を信じろ」 信じろ…。信じたら裏切られた時悲しいだろうが母さんは母さんは…あいつに裏切られたんだ 「俺じゃねぇよ!!自分自身を信じるんだよアホ!!」 『わかってるわ!!』 気がついたら俺はそいつを倒していた 『生きてるかこいつ??』 「安心しろ今ので死んでたらこいつが弱すぎるだけ」 『俺が弱いみたいに!!』 「カミジ!!ナイス」 そこには俺より喜んでるシゲムラの姿があった 『シゲムラ…さっきはすまん』 「何の話だ??」 『敵だって言ったことだよ』 「なんだそれ忘れた(笑)」 また1人戦友ができた
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