プロローグ

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プロローグ

    安達俊side  待て、待ってくれ、俺はこいつを襲う日が来ないうちに逃げたはず。  なのになんで今目の前にいるんだ?   数年たったのに全く変わらず俺を慕うように見上げる表情、距離が近いとこ、全っっく変わってない。亮二だ…………。  俺の可愛い可愛い幼馴染。  一つ年下の幼馴染が、年々可愛いだけの存在に見えなくなって、奴はそんな俺の下心なんて気づかず純粋無垢な顔で平気で部屋に来るし、なんなら寝てるところにももぐり込んでくるしで、自分が罪を犯す前に地元から逃げたのに、なんでこんな事になってんだよ!
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