エピローグ

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エピローグ

 貴方の第六小国の後宮はいつも騒がしそうで、四貴妃の採用試験は何度目になるのでしょうね。  私が最後に共に戦った相手が、既にこの世に居ないことを残念に思います。  正妃となる者を、そろそろ見据えなくてはいけないのではないでしょうか。  私が正妃になる約束は果たせなかったけど、貴女を支える役割は果たせそうですよ。  私は中央都市のある機関で、多忙な日々を送っております。  貴方が立派な君主となり、そして八蓉の皇帝としてお会いできる時を楽しみにして待っています。  この八蓉に更なる発展と、永遠の幸あれ。 (了)
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