序章

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序章

いつものように学校へ行き、授業を受け、帰る。 何の変哲もない、ことも無いけど何も無い。 本当の友達といえる友達もいないと思う私は、今日も一人家路につく。 あの日のことを思って。 私は本が好きだ。妄想が好き。 自分を忘れていられるから。 遠き世界に思いを馳せる。 そんな私がまさかあのようになるとは、 思ってもいなかった。
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