猫島

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鋭く変な猫の声と、一瞬遅れて久保田の声が背中から聞こえてきた。 振り返ると久保田が防波堤の上にいた。 そして下の海を見ている。 「どうした」 声をかけると久保田が真っ青な顔で俺のところに来た。
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