死んだ猫

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「覚えてるか。俺のアパート、このすぐ近くなんだ。今から寄っていくか」 柳田の部屋に行くのも久しぶりだ。 寄ることにした。 入ってすぐに気づいた。 気がつかないわけがない。 柳田がお茶を入れている間、部屋をこれでもかと眺める。 隅から隅まで。 じっくりと。 「はい、どうぞ」 二人で話す。
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