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だからもちろん 考えることもせずに即答で断った。 なのに 真島くんは なぜか諦めることなく 毎日のように部署の違う私に 会いに来てくれたりマメに連絡をくれた。 そして 何度目かの 告白をされた時には 私も彼のことを好きになっていて パーフェクトな彼とは 不釣り合い承知で、真島くんとのお付き合いが始まった。 「ふぅ、スッキリした。シャワー、ありがとうございました。」 「うん。今、作ってるから待っててね。って、ちょ、ふ、服着てよ!!」 「え?下はちゃんと履いてますよ」 「う、上もだよ!!」 台所で 料理をしていると 上半身裸の真島くんが シャワーから出て来て慌てて視線を逸らした。 .
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