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「当たり前ですよ。俺にはさくらさんがいるんですから」
「……ありがとう、真島くん」
「お礼を言われるようなことは何ひとつしていませんよ。ただ、俺はさくらさんが好きで、さくらさんを裏切りたくないし悲しませたくないだけです」
「……うん、その気持ちがすごく嬉しいの」
胸いっぱいに
溢れんばかりの真島くんの想いが
次から次へと私に届き
今の私はこの上ないくらいに幸せに満ち溢れていた。
「真島くん……」
「っ！？」
彼の
名前を呼び
優しくそっと
真島くんの唇に自分の唇を重ねた。
「……ごめんなさい。外だけど、我慢できなくて、しちゃった」
場所とか
そんなの関係なしに
初めて自分から真島くんと
キスしたいって思って気づいたらキスをしていた。
「……破壊力ヤバすぎです」
「え？」
「俺、今、幸せすぎてヤバいです……」
「ふふっ」
やっぱり
真島くんって可愛いな……
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