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「わ、私、可愛くなんて」 「さくらさんは可愛いですよ」 「あっ」 かけていた メガネを外されて グッと一気に私との 距離を縮め顔を近づけてきた真島くん。 近視がひどい私は メガネを外すと周りが全てぼやけてしまう。 けれど お互いの 息がかかるほどに 近い距離にいる 真島くんの顔だけはよく見えていて 思わず視線を 逸らしてしまうほどに 整った顔の真島くんの顔は 元々赤かった私の顔をより一層に赤くさせ鼓動を早めた。 .
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