5/7
前へ
/74ページ
次へ
だって 私が真島くんを 好きなことに理由なんてなくて どうしようもないくらいに 彼しか見えなくて真島くんのことが好きなだけだから…… 「何かあったら言ってください。守ります、さくらさんのこと」 「……うん、ありがとう」 改めて 実感させられた 私にとって真島くんが どれだけ心強い存在で頼りにしているかってことを。 そして どれだけ 真島くんを好きかってことにも。 だって 不思議と 色々と悩み考える中でも 私の中で真島くんと 別れるって選択肢が全然なかったから…… 「行きましょう、さくらさん」 「うん」 .
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加