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「ん、やっぱり可愛い」 「っ」 良いのは 顔だけではなくて 性格も良いなんて 真島くんはどこまでもパーフェクトな人だ。 それに 比べて私は喪女と呼ばれ 太陽のように キラキラと輝く真島くんと 太陽とは 似ても似つかない 日陰が似合う私と彼は全く真逆で そんな彼とこうして付き合えているのはきっと奇跡だ。 「安心しました……」 「ん?」 「本当は、少し、いや、かなり嫌でした。さくらさんが飲み会に参加するの。もし、誰かがさくらさんに言い寄って来たらって思うと、気が気でなかったです」 .
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