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しゅんっと
わかりやすく肩を落とし
目を細めながら
そう言う真島くんは本当に心配症で
そんな
真島くんが
可愛くてたまらなく愛おしい……
「大丈夫だよ。私に手を出す人なんていないよ」
……そう。
こんな
なんの取り柄もない
平凡な私のことを
好きだって言ってくれるのは
きっと後にも先にも真島くんだけだと思う。
「いますよ」
「え？」
「目の前に。俺は、さくらさんに手を出しますよ。何度だって」
「あ、ありがとう……」
「クスッ。こちらこそ、俺と付き合ってくれてありがとうございます、さくらさん」
お礼を
言うのは私の方だよ。
真島くんこんな私を
好きになってくれてありがとう……。
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