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そんな話を 上村さんとしている間も 俺の胸元でふにゃっと笑いながら 顔をすりすりとする可愛すぎるさくらさん。 可愛いさくらさんを もっと見ていたいし堪能したい反面 こんなにも 可愛いさくらさんをこれ以上見せたくない。 現に 今だって さくらさんのことを 穢らわしい目で見てる男の視線が気になって仕方ない。 「帰りますよ、さくらさん」 「手、繋ぐ?」 「はい、繋ぎます。だから、帰りますよ」 「わーい」 彼女から 差し出された手を繋ぎ 終始ご機嫌な彼女と居酒屋を出た。 .
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