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…変な夢を見ていたような気がす…
『ドッッッッ』
「あ゙ァ、うるせぇな」と思いながらも周りの様子を見ると
丁度会長の話が終わったようで、みんなが興奮して騒がしくなったところらしい
まだふわふわした気分で整った横顔を観ていると
またもや少し苛ついているような会長が俺の耳もとで超がつく程良い声で「オイ、何寝てたんだ、早く行くぞ」と囁いた
「ひぅっ」うお!自分でも驚いた変な声出ためっちゃ恥ずかしい…仕方ないから照れ隠しだけど睨んでおこう、でも、絶対なんか頬赤くなってるよな、これ…それにしても俺って耳弱かったんか…
まぁそんなことはどうだって良い
うひょ〜超役得…ちょ、誰か今の写真撮っといてくれたよね?
後でくださーい!
とか思いながらもまたもや引きずられていく
えっ…デジャヴ?
何気にあのチワワ達の目が怖いのでその手を離してほしいな〜と思いながら
「すみません…私も、そこまで子どもではないので…」
だから離してくれ、という気持ちを心底込めて会長に自分史上最高に怒りを込めながら微笑む
それにしてもうちの会長は整った顔をしていらっしゃる祖母だか誰かは知らないが、外国の血が流れているらしく、金髪のサラッとした髪に光が当たると、暗い碧色に見える目、そして俺だって身長177位あったはずなのに少し見上げるようにして見ないといけない身長、これには誰でも落ちますわ
それに勉強まで1位と来たら正直文句の付けようがない…悔しいけど
それなのに性格は俺様で、セフレを何人も侍らせているのである、いや、一人に絞れやクズ
でも俺の家は帝家に仕えているのでそんなことは言えない…なんて言うかよ、へっ
まぁ取りあえず、その腕を離せ、翔琉菌が伝染る
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