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そんなこんなで俺は眠りについたようだ、この短い夢の中で、この学園と俺について紹介しようと思う
まず俺の名前は九条翠(ｸｼﾞｮｳｽｲ)
九条家は極道の名門なんだが、代々会長の家、つまり帝家に裏で仕えている一応は由緒正しい家柄である。
そして、我が家は上に姉が1人おり、8歳も離れていてもう諦められてた所に出来た息子なのでもう養子を取っていて、彼が我が組の若頭をやっている。そいつのことは、兄のような存在だと思っていて、いつもお兄、お兄と呼ばせられていたのでいつの間にかお兄呼びが定着してしまった…
俺は、諦められていた所に出来た息子なので、かなり緩く育てられてきたし、下に弟がいると言ってもかなり甘やかされている
昔は姉などに可愛い、可愛いと言われるのが本当に嫌だったのだが、17年も言われつづけると慣れてきて、満更でもない。
俺が腐男子になったきっかけは、14歳位の頃、あの時はまだまだそういうのも知らないただのゲーヲタ、アニヲタであった俺は幼馴染の李玖による物凄く長〜いレクチャーを受け、最初は、何いってんだこいつ…男×男って何が面白いん？とか思っていたが一年以上言われることによって、どんどん毒されてきた。
そして極めつけは幼稚園の頃から通っているこのエスカレーター式のこの学園の高校に進学してからだ。
この私立晴海宮学園は、高校と大学で、外部から5人ほど転入してくる程度で、あとは幼稚園から小、中、高、大と日本の国内外から金持ちの子供しかいない学園で、生徒から先生に至るまで、誰もが男しかいない学園なのである。
この学園のすごいところは、まず立地、誰がこんなところ見つけたんだ？と言いたくなってしまうような山の中にあり、(いつかポツンと一軒家が取材に来ることを俺は密かに期待している)何故か高校だけはタチネコランキングとか言うランキング制度がある、そして高校ではみんな性欲が爆発するのか知らんが、何故か中学では聞かなかったのに、ゲイが7割バイが2割それと腐男子&ノンケなのである
でもそもそもがいわゆるマンモス校なので、その人数もかなり多い
この設定は李玖によるとThe、王道学園って感じ!!らしい…
俺も勧められて読んでみるとあら不思議♪ホントにこの学園じゃぁないですか
そこで面白くなってきて少し沼に足を入れたらもうダメだった、いつの間にやらBL沼にどっぷり浸かっていて…
今に至る。
ただし、一つ言っておきたいのは俺は、腐男子だけれども、ゲイではない！！なんなら巨乳のたわわなお胸に顔を突っ込みたいまである！(切実に)
でも一度は超優しく抱かれてみたい…(え？なんで抱きたい、じゃないのかって？俺は痛いのは嫌だけどそれ以上に相手が痛がるところをみたくないんだよね)
それにしてもこの学園にずっと通っていて本当に良かった…ただ、まさかこの性格を隠していつもの腹黒さの透けて見えるような暗黒微笑とお兄が「相手に隙を見せたら翠は可愛いから襲われちゃうかもしれない、だからいつでも好きを見せないようにするんだよ？隙を見せてもいいのは僕にだけ…」とか言っていたので敬語を使って話していたらいつの間にかネコランク1位に入っていて、そのままめんどいからはいはい返事していたら副会長になっていたのだけは…解せぬ
敬語も暗黒微笑も役に立たなかったじゃないか（泣）
まぁ、この役職かなり忙しいけど、楽しませてもらってるからまぁ？ALLOKですよ！
でも、俺はこれでも二次元と3次元を混同して考えている痛いやつではないのである、だからこそ、隠れて推しているカプはあったとしても、ここは二次元のような三次元、そううまくはいかないことくらい百も承知である。だからこそ、隠れて腐男子推し活に勤しんでいるのである
おっとそろそろ時間が来たようだって…なんの時間？ってか俺誰に話してんだ!?
ここで俺の意識は覚醒していった
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