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2話~カフェ~
次の日学校へ行くと、やっぱり小鳥遊さんはいつもどうり、自席に座っていた
……昨日のあれは嘘だったのか?
それは僕も自席につくとすぐに崩される考えだった。
だって……僕の机の中、教科書を入れるために見ると紙が入っていて
「今日、学校横の小さなカフェに来なさい。来なかったり、私と会うことをほかの人に言ったら、殺すから。小鳥遊」
うん。昨日のは現実だったらしい。
やっぱり、サイコパスだね。
放課後
「遅かったね、前ノ原くん」
「頑張ったんですけど……」
「……口答えするの?殺すよ?」
「……死にたくないよ?」
殺すよって、口癖ですかっ!?……でもこれ言ったら、殺されそうだなぁ……
「単刀直入に言うね。君のせいで、学校に事件が多いんだよ」
「……は?」
「君のその、『事件を起こす』体質のせいで」
ちっ……
「じゃあ、僕が学校から去ればいいってこと?」
「いいえ?かわりに、学校で起きた事件すべて、責任もって解決してください。」
学校で起きた事件すべて……?
「……それじゃあ、僕が何でも屋みたいじゃないか。だから、こっちも1ついいか?」
「まぁ、1つなら。なんでもいいですよ?」
余裕をこいた、表情で言ってきた
「小鳥遊さんが、僕と一緒に事件を解決する」
「え?……」
「なんでもいい、って言ったよね?」
「確かに言いました。わかりました。でも、私に軽率な態度をとったら殺します。」
「殺されるのはちょっと……」
さすがに、命は……
「で、早速事件があるので、行きましょうか」
「早いよっ!せめて明日にしてっ!」
「……?明日でいいですけど……」
「おっけ、明日。どこにする?学校は2人とも都合悪いしな……」
「じゃあ、私の家にしましょうか。住所は、また今朝と同じ方法で入れとくので、放課後来てください」
「……おっけ……?」
小鳥遊さんの、家?
大丈夫かな…………
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