第二章、古より伝わりつながるもの

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第二章、古より伝わりつながるもの

「いや、やめて…!」 「そこまでにするのだ」 「長老!」 「毎年、山神様に贄を捧げてきたが、こんな因習など、もう…」 「じゃが日照りやら病が起こるのを鎮めてもらうためには山神様に頼むしかあるめえ」 「…今回は、儂が行こう」 「そんな、しかし…!」 「いいから、儂を木箱に入れて釘を打ちつけるのじゃ」
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