第二部 猫と探偵と高円寺

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「心強い味方ができたかな」 落合さんが胸元の紐のペンダントをみつめる。 「それは、弟さんのことですか?」 「はい、うちの家系の超亡霊と戦う為の」 「落合さん......」 そこで電車がきた。 「それじゃあ」 落合さんが、あたしの乗る電車と反対方向へと乗って去っていった。
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