『Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ―』

1/1
前へ
/12ページ
次へ

『Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ―』

※観た・読んだものの感想も書きたいのですが、脱線前提、まともに書くつもりはありません。初めに書いて謝っとく作戦。  タイトルだけ見るとSFや特殊能力モノみたいだが、いたってマトモ(?)な医療ドラマ。原作の漫画は未読です。  主演は中村倫也。  彼の良さ満載の役どころ。穏やかで優しく慈愛に満ちた精神科医。無論、患者思いの良い医師。少なくとも一話ではそうだった。  現状を知らない私のような者は容易く理想的だと思ってしまう医師。もちろん過去に訳アリ。この後、修羅場や激昂するようなシーンも出てくるかもしれない。ドキュメンタリーではないフィクションですから、そこんとこは当然期待しときます。  どこか浮世離れした雰囲気も中村倫也特有のもの。  通勤ラッシュの駅ホームでバゲット片手にぶかっとしたスーツ姿でのんびりと歩く姿は違和感ありまくりのはずなのに不思議と目立ちすぎず、彼の持つ世界観に引きずりこまれる。 「こんな先生いたら毎日通いたいぜよ」と、つい思ってしまうが、病気に苦しむ患者の立場になれば、とてもそんなことは言えまい。 「聞いたことあるけど、よく知らない病気(症状)」を知るには大いに参考になる。パニック障害やPTSD、双極性障害、統合失調症……病名は聞いたことはあるが、なにがどう違うのかは分からない。身近なようで遠い心の病を学ぶには良いドラマだと思う。  唯一「うーん」なのが看護師役の土屋太鳳。  美人すぎて華やかオーラが出まくり(笑)。  俺、もちっと地味なコがいいわ。と、ついオッサン化してしまうほど。  個人的には波瑠か川栄李奈がいい……と書きかけたが、ぜんぜんタイプちがうよな。  NHKがたまに放映する医療ドラマ枠は良い。 『心の傷を癒すということ』も『ディア・ペイシェント』も、全話観て……ないけど、録画してある。どっちも私の推しが出てるからね!! 「推し専用ディスク」に録画してあるのさ…(早よ、観ろや)。  土曜の夜は中村くんに癒されて眠りにつく……と言いたいところだが、この後に『逃げ上手の若君』を観るので、癒されるどころではなくなる。鎌倉時代の生きるか死ぬかの物語なのです。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加