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2024年 夏の振り返り
八月か九月までに書きたかった今夏の振り返り。
・七月末~
同居家族一名が新型コロナウイルス感染。
濃厚接触者となり会社を休む。発症の発覚が金曜だったために「ちっ。土日がカブるじゃねえか」と一瞬思ったが一瞬だけだ。会社指定の日数では不安だったので、陰性の検査結果報告の電話時にしれっと休暇を申請。電話口で上司に思いのほか渋られ、希望より一日少ない休みを取得。「ちっ」とは思ったが、ごくごく数秒だけだ。
休暇中はもちろん家でおとなしく過ごす。わし、そういうの得意。むしろ喜んでお受けいたしまする。
40度近い気温の中、ろくに冷房も効かない職場で働く同僚たちの姿を思いつつ家でゴロ寝。幸せか。これが幸せなのかと心身で実感する。ちなみに家族は気温と同じくらいの熱でダウン。午前中は平熱→夕方~夜にかけて熱が上がるというリズムが数日続く。
コロナ及び酷暑のために外出できない私の友はBlu-ray。
2016年にテレ東で放送された『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』を購入。とんでもない値段がついていたが奮発して購入。私の心の息子・浅香航大が出演している作品の中で一番観たかった。彼が演じる「いさお」は、とっっても良かった。作品を通じて台詞がたった一言というありえない設定だが、とてつもなく好きなキャラだ。一言でいうと不気味な男。ピシッとスーツで決めたエリートイケメンもいいが、こういう掴みどころのない役こそ役者の真骨頂ではあるまいか。
・八月上旬~
別居家族二人が新型コロナウイルス感染。
わし、医療機関で検査して陰性なので媒介してないはずだ。ろくに外出しない老人二人(私の両親)が、どこで感染したのか、今もって謎。元看護師のくせに隔離をきちんと実行しない母に怒れた。
それにしても、一般家屋内の限りある隔離下においても感染しなかった私と伯母(八十代)は丈夫なのか運がいいのか、なんなのか。
・八月中旬(盆)~
起床後、第一歩が痛い。捻挫かなとサポーターを巻いてみるが微妙に痛い。変だなーと訝りつつ盆を迎える。盆休みに開業している整形外科に向かうと、待っている患者がゼロという奇跡というか恐怖。レントゲンは異常なし。「筋だと思うけど注射する?」というフランクな医師の誘いに震えあがり拒否。
だが、翌日、注射を断ったことを大いに悔やむ。家族二人に相談し「さっさと行けや」と激励(?)を受け、再び同じ病院へ。「注射を受けに来ました…」と受付でうなだれ、やはり待ち時間ゼロで診察室へ。
「あ、打つの? 急には決められないよね~。注射痛いし!」と軽やかに応じる医師の言葉に絶望を噛みしめる。やっぱ痛いんだ。部位は右足くるぶし付近。覚悟を決めて診察台へ向かうが、まさかのうつぶせスタイル。仰向けも怖いがうつぶせか……と困惑しているうちに準備が整う。結論から申し上げると、くるぶしの注射は耐えられる。筋金入りの注射嫌いが保証します。
・八月中旬(盆明け)~
足の痛みは一向に改善しない。駐車場から職場まで徒歩五分の距離が辛い。観念して、たぶん激混みであろう他の整形外科に電話し即日受診。今度の病院はMRIを新設したばかりなので、きっと医師が撮りたがる……という期待通りの展開となり、無事に骨折の診断を受ける。「本当に何も覚えがないの?」という医師に曇りなき眼で頷く。と、帰宅後に気づく。
毎年、三キロずつ太り続けていることに。
次の診察で医師に言うべきか迷うも、無関係だった場合に大恥をかくのでやめた。
同時期、洗濯機が壊れる。
しかも、すすぎ途中で動かなくなるという最悪の状況。てめえ、壊れんなら最初っからにしろや!!
メーカーが修理に来るまでの間、コインランドリーを利用。家から車で数分の店ではなく、高級スーパー併設の店に赴くもイマイチ。家の近所の店の方が断然良かった。まずは利便性で選択すべきであった。コインランドリーに漫画が置かれており、アニメを見損ねて悔しかった『ミギとダリ』を読む。生憎の二巻……てか、一巻ないの? 双子の美少年兄弟・ミギは右、ダリは左が由来らしい。「僕等に上下はない。右か左かだけさ」的な台詞に酔う。なお、洗濯機の故障はビニールの詰まりが原因だった。
・八月下旬~
ギプス生活開始。運転可のため仕事に行かざるを得ない。嗚呼。無論、運転中はギプスは外す。着脱が面倒くさい。踵を固定するので靴が入らず、やむなく家族の使い古したサンダルを借りる。
職場併設の駐車場に置けることになるが、職員専用の原っぱであり、しかも縦列駐車。以前、足の指を骨折した人や障がいのある職員は来客用の駐車場に置いていたはずなのになんの嫌がらせか。
・九月下旬~
ギプス終了。
医師より「高所からのジャンプは絶対にしないように」と忠告を受ける。念のために職場ではエレベーターを堂々と使う。三階なんだよ。昇降がすげー疲れんのよ。
以上。長い夏だった。
インドア生活に磨きをかけていたわりに小説はなんも書けていない。ようやく書きたいネタが浮かんだので、なぐり書きのメモとキャラの名前だけ考えた(笑)。一般文芸の何かに応募できるようにと考えていた作品はとりあえず放置。BLだ、BLを書くんだよ、もうね!!
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