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小学校四年生の頃の話。
父親と市営プールに泳ぎに行った。
泳ぎ終えてシャワーを浴び、父親は先に着替えにロッカールームに、私はトイレに向かった。
おしっこをしていた私の背後に人が立った。
水着の内側に手を入れてきて私のお尻を触ってきた。
「そう、いいよ 」
??
あまりのショックに声も出せなかった。
おしっこを終えた私は、振り返ってそいつの顔をにらみつけた。
30歳ぐらいのおじさんだった。
「…おっきい方もしようか」
私は腕を掴まれ、そばにある和式便器のある個室に入れられそうになった。
ふざけんなっ
私は勇気を振り絞ってそう言い放ち走って逃げた。
あの時、個室に入っていたらと思うと今考えても恐ろしくなる。
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