謎の男、真家

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謎の男、真家

「お、お前。すげーな」  印出井は、真家の肩を叩いた。 「いや、これはな。鉱物のを見切って、そのワンポイントを突くことで、鉱物を砕く技だ。へそさえ見切れば、ダイヤモンドも砕ける」  真家は、平然と言い放った。  印出井は、アーク探しを手伝ってくれという理由で真家に雇われたのだが、実はこの男のことを良く知らない。 「そ、そうか。とにかく、助かったよ」    ニヤリ  印出井に労われて、不敵にほほ笑んだ。
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