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昨夜はミンスの号令で夕飯を共にした。 見慣れない顔は、全くない。 むしろココは韓国か?といった面々。 Heavenは集合してるし、いつもと変わらない夕飯の風景過ぎた。 美味しいご飯を食べ、部屋に戻るとソユンが全身全霊で私を愛してくれた。 最後の記憶は無く朝を迎えるのは、いつもの事だけど、起きた今もソユンに抱き締めてられている。 喉に違和感があり、水を求めるけど、ソユンの拘束は解けない。 「アンジュ?」 「おはよう。お水が欲しいんだけど」 「んー、おはよう。今持ってくるよ」 「自分で行けるよ」 「いいから。ボクが行く」 ソユンは裸体のまま、ベッドから降りて行く。 引き締まった身体。 いつもより華がある。 撮影の毎日だから、ボディコントロールしていた効果が良く出ている。 顔に似合わない、筋肉質な身体が胸を苦しくさせる。 最高過ぎるんだよ! 「はい、アンジュ」 「ありがとう」 「ご飯食べに行く?」 「うん。スマホどこかな?」 「なんで?」 「サヨから連絡来てるかも」 「しゃよヌナ……」 スマホはナイトテーブルに置いてあった。 画面を見ると、お知らせランプが点滅している。 「しゃよヌナは、なんだって?」 「お昼に待ち合わせしようって」 「お昼?」 「うん。午後からイルカを観に行くから」
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