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シンエさんにお願いしたら、話がどこからか漏れ、Heavenに伝わったらしい。
そして、今ココにいる4人が個人的な旅行を組んだらしい。
何故、私達に言わないかなぁ？
ハワイでもHeavenのお守り？
いやー、マジで無いわ。
「サヨ？」
「ごめん。こんな事になるとは思わなかった」
「でしょうね。全部サヨに任せちゃったから、申し訳ないと思ってたけど。チャラだね」
「……ごめん」
「いいよ。仕方ないよ」
「あー、バカンスは消えた」
『しゃよヌナ、ヒドイよ。ボク達が一緒で嬉しくないの？』
「ない。全然ない！」
トユンのツッコミに、不機嫌に返答するサヨ。
ため息しか出ない私。
この子達は、どんだけ私達が好きなんだろうか？
『だいたい、マキヌナがソユンに黙ってるのが悪いよね』
「ミンジュン？」
『ソユンが暴走するの分かってるでしょ？』
「まーねー」
『面倒だと思うけど、黙ってるマキヌナが悪いよね』
えー、私が悪いの？
「その話はとりあえずいいよ。なんで皆がいるの？」
『ハワイ旅行だよ』
「ふぅーん。そうなんだ」
『アンジュ、一緒に旅行出来るよ』
「なんで？」
『え？』
「私はサヨと旅行だよ。ソユン達は4人で楽しんでね」
『え……』
ショック受けてますけど、このくらいの仕返しは許してくれるよね？
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