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「先に食べようか」 「うん!」 「おはようー、お待たせー」 「ミンスヒョン、遅い!」 「ごめんごめん。トラムに乗り間違えた」 うるさく登場したミンスとアルム。 アルムは若干疲れた顔をしているんだけど、大丈夫かな? それぞれ食べたいものを頼み、朝食兼ランチを取った。 私はもちろん、ハワイアンバーガー。 肉厚なパテと新鮮な野菜。 大きなアボカドがアクセントになり、とっても美味しい。 「アンジュの美味しい?」 「うん」 「ちょっと頂戴」 「はい。どーぞ」 「ボクのは、クラブサンド。ベーコンが美味しいよ」 「ありがとう」 ソユンとお裾分けし合う。 確かにベーコンが美味しい。 厚みなのかな?それとも燻製具合なのかな? 「普通にイチャイチャするよね」 「え?普通でしょ」 「しゃよヌナ、ソユンヒョンとマキヌナは、いつもこうだよ?」 「それは貸し切りだったり、家の中ででしょ?今日は外だし、他の人もいるよ?」 「あー、確かに。ごめん。忘れてた」 危ない危ない。 気をつけないと。 普通と同じじゃダメだよ。 つい、いつものメンバーだから、油断してしまった。 サヨに注意されるだなんて……。 「あんず、口に出てる」 「あ、ごめん」 「でもさ、Heavenだって気づかれてないっぽいから大丈夫じゃない?」 「気づかれた時、ヤバいでしょ」
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