9つの光

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9つの光

「楽しい思い出」は、賑やかに咲いたあとに散ていく様子を”いつまでも心に残る思い出”として現している。 ニチニチソウの花言葉もそう。 色によって言葉の意味が違うように 人も動物も命あるもの全て 違う色と心を持っている。 ーーーーーーーーー 柔らかくも心地よい月の光の中 夏の音色を聞きながら 燃えるように熱く 心揺さぶられる出逢いの華が 胸の中に咲いた。 流れゆく 緩りとした時間 手にしたモノの大きさと愛おしさに 温かい雫が頬を流れた。 これからの人生において かけがえのない宝物が胸の中にある 深部で一つ一つが生き生きと芽生え 眩く色鮮やかに重なり合って香り立つ 楽しさ、優しさ、勇気、希望、 澄み切った蒼空のように透明で 水晶のように気高く 心を照らす鏡のように真っ直ぐで 木漏れ日のように柔らかい陽の光 鶴のよう自由に大空を羽ばたき 真っ直ぐ射抜く強く心地よい大樹のように 心の鏡に届く9つの光り達 花火のよう鮮やかに咲き誇り 誰もを優しく包みこみ 太陽と月のように心を照らし 花のように鳥のように蝶のように 自由に、のびのびと ありのままの姿でありつづけてほしい。
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