コバルトブルーの瞳

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二人はゆっくり振り向いた。 「桃佳の事宜しくお願いします!絶対見つけて下さい!お願いします!」 「必ず」二人は涙目になってる植原にしっかり頷き返した。 春野さん、どこに行っちゃったのかしら? 「……さて、と…」 盗み聞きも終わったところで財前はゆっくり立ち上がろうとしたが ずっと座ってたもんだから足が痺れていて 次の瞬間 わっ! と盛大に転んでしまった。 「そんなとこで何してるんだ?」 「ありゃま大丈夫?」 そしてかっこ悪いところを通りがかりの萩野と梨木に見られてしまったのだった……。
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