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もっふもふの毛皮、キラキラした瞳、温かく柔らかい体、お日様の匂い。加えて太短い4本の足とくれば、たいていの飼い主はメロメロだろう。ついついおやつとかあげちゃうだろう。犬とはそういう生き物だ。
そんな彼らに撫でてほしいとおねだりされれば張り切ってしまうのが飼い主の性。デレデレデレデレ、ほっぺた緩みっぱなしで撫でると思う。仕方ない、神様だか仏様だかが人間をそうお創りになったのだ。
犬たちの欲求はとどまることを知らない。
ナデナデをやめようとすれば「もう一回!」とハートマーク付きでおねだりされる。何回でもされる。エンドレスナデナデバザールが開催される。
このように、世の中の「もう一回」は繰り返されるのが常であり、それが幸福であるケースも存在しているのだ。
ビバ、犬。ありがとう、犬。飼い主の沽券に賭けて、エンドレスナデナデしてやるぜ、犬。
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