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別の日に、またそのバーに行こうと誘われたが、別の用事があったので断ったら、最近仲良くなったマオを連れて行ったようだった。
マオは、都会の子で遊び慣れしている感じがしてノリが良かった。
常にポジティブ思考なので、一緒にいると元気をもらえた。
その後、三人でまたそのバーを訪れたのだが、その時に気づいてしまった。
マオも、このアフロイケメンのことを好きになったんだと。
微妙な空気が漂う中、後日、二人に別々に話を聞かされる。
「私が彼を好きだ、て知ってるのに『私も好きになっちゃった』とか言うんだよ!どう思う?!ないよね!!」
どう思う?と聞いておきながら全否定するサエ。
「凄いカッコ良くてクールなのに笑顔が可愛い、とか言うから気になるじゃん?したら、彼の笑顔見た瞬間落ちちゃって。サエの好きな人、て知ってたけど、好きになっちゃったんだから、仕方ないじゃん」
悪びれる様子もなく、平然と言い放つマオ。
サエは少しネガティブ思考。
気持ちはわからなくはないけど、とにかくマオの悪口を言うので、少しイヤな気分になる。
サエだって一目惚れじゃん。
恋は落ちるもの。それはあなたが一番理解できるのでは?
マオは明るくポジティブ。
胸が大きいことも自負していて、あるものは使わなきゃ!と女を武器にしているので、ある意味感心する。
ただ、友情より男を選びがち。
だからあんたのまわりは女友達が少ないんだよ。もっと友達大事にしな。
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