絶望人生の終わり

1/4
前へ
/158ページ
次へ

絶望人生の終わり

 僕は、宮野。関西人(著者脳内声優=堀川りょうさん)  西暦2024年の夏、年男の僕は48歳のアラフィフ世代。  パリオリンピックの影響やろな、通販で安物のスケボーを買ってみたんや。  小学6年生の頃に流行って、そこそこ乗れる自信はあった。  確か、20代半ば頃までは普通に乗れてた記憶があって、それから20年以上は乗った記憶がない。  30代前半まではスノボやってたし、チャリやて、ずっと乗れるんやし、バランスボールも乗れるし、大丈夫やろーと思ったら甘かった。  昔はスレンダーマッチョやったけど、現在は体重約80kgと腹も出とる。  しかも、左足には人工股関節。  転倒→脱臼→手術入院という爆弾を抱えており、今更スケボーというのも恐怖感が拭えんけど...。  外出時は杖を愛用し、体幹やバランス感覚が弱っていたのか、スケボーには、まともに乗れんくなっとった。  ホンマ、老化を感じすぎる今日この頃や。  ついでに通販でプロテクター一式も買っといたんやけど、到着日はバラバラで、実は、まだヘルメットが到着待ちやねん。
/158ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加