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ラサ「順番でいうと...エリーユ、ユニコ様、ヤリア様、ミーシャ、ヨルン様」
ミーシャ「はっ、ラサさん。わたくしを呼ばれましたか?」
硬直が解けたミーシャ。
ラサ「あー、うん。今日は急に五人に告白されて、ミーシャが四番目」
ミーシャ「そうなのですか...皆様、ラサさんを好きなのですわね」
僕とミーシャ以外の四人が首肯する。
ミーシャ「では、わたくしは...ラサさんを諦めます。わたくしがラサさんと恋人になってしまったら戦力が下がりますもの。それでは」
横を向く瞬間、キラリと涙が輝き落ちた。
ユニコ「ちょっと待ってよ、ミーシャちゃん」
歩き出そうとするミーシャを引き止めたのは、ドア付近に居たユニコ様。
ユニコ「ライバルが減るのは、正直嬉しいけど。ホントに、そんな理由で諦めていいの?」
ミーシャ「わたくしはビショップですから...」
ユニコ「そんな事、関係ないじゃん? ラサちゃんに一緒に決めてもらわないと、アタシはスッキリしない」
ヤリア「そう、ですね。自分もユニコに賛成です」
ヨルン「ボクも賛成!」
エリーユ「私も賛成するわ...きっとラサは私を選んでくれるから」
エリーユの自信有り気な台詞に皆の視線が集まる。
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