あーちゃん

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ラサ「魔の森の拠点なら、回復の泉あるから、死なん限り大丈夫やろ? 実際、僕は左近師匠と初日に手合わせして満身創痍で引き分けたんやで」  水分補給をして続ける。 アズサ「恋の決闘かぁ..なんやロマンチックやなぁ」  あーちゃんは、暫し目を閉じる。 ラサ「でけんくなってもうたけどな...やっぱり今でも左近師匠が好き?」 アズサ「そうやね、忘れられんよ。ラーさんが好意を向けてくれとる事は分かってるねん...それでも」  あーちゃんがケースを取り出し...眼鏡をかけた。 アズサ「まあ、ええわ。無理せんとく」  ドクンッと心臓が跳ね上がる。 ラサ「よう似合ってるで...僕が一目惚れした、あーちゃんやわ」 アズサ「こんな人がおるトコで言われたら恥ずかしいやんか」
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