1人が本棚に入れています
本棚に追加
覚悟完了のヤリア
数日後、ヤリア様が僕の部屋を訪れた。
ヤリア「ようやく覚悟が決まりました。ラサ殿、自分を抱いてください!」
僕は、部屋に招き入れ、鍵を掛けた。
ヤリア「フラウド族の女性は、あまり異種族との恋愛をしません。気難しい性格だったり、小柄で筋肉質な肉体が好まれなかったり...女としての自信がないのです」
ベッドで隣に座る。
ラサ「そんなんカラス賊なんて、ゲソもあるし、異様やと思うけどな。偉海賊船でも、恋愛も結婚もカラス賊同士が当然やったで」
ヤリア「同じような悩みはあるものですね。ですが、実は自分、カラス賊には興味もありまして...その」
ラサ「その?」
ヤリア「触手で...色々と、されてみたい願望が」
そんな性癖が...ッ!?
ヤリア「筋肉質な身体を見られたくなくて...このまま、ラサ殿の好きにしてください」
ベッドに横たわり、それでも瞳を閉じずに、僕をみつめる。
ラサ「分かった。ヤリア様...ヤリア、素敵やで」
ゲソは足やから、そんなに器用やない。
泳ぐ時、船などで揺れる足場でも安定して立つ為に使うのがカラス賊の普通やねん。
【閲覧注意!】
【次章は、18歳未満閲覧禁止です。目次から、さらに次の章【ヨルン合格】125ページに飛んでください】
最初のコメントを投稿しよう!