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ヨルン合格
ヤリアと濃密な夜を明かし、部屋を去り。
その夜に、ヨルン様が訪れた。
ヨルン「どうどう? 特注フレームレス眼鏡!」
ハッと息を吞む。
あーちゃん仕様の眼鏡を特注するとは、さすが上級将校...。
ラサ「人真似やなくて、ヨルン様には、ヨルン様に似合う眼鏡があると思うんやけど...」
ヨルン「あら、ダメだった?」
ラサ「ダメやないです...チョーイカス!」
ヨルン「ふふっ、合格って事だよね」
僕は頷いた。
ヨルン「今夜、一緒に過ごせる?」
ラサ「ええですよ」
ヨルン「食堂だと、あーちゃんに鉢合わせるかもしれないし、ルームサービスにしよ」
指をパチンと鳴らすと、どこからとなく密偵が一人現れた。
ヨルン「ラサ君、好きな食べ物は?」
ラサ「そらもう海産物で...寿司いいッスか?」
港湾都市である帝都カイザーウイングならともかく、内陸のカイザーラング砦で寿司なんて、輸送費込みでイカレた値段すんねん。
ヨルン「特上寿司二人前ヨロシクね。極秘任務」
密偵「ハッ」(声優=未定)
密偵が消え去った。
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