1人が本棚に入れています
本棚に追加
嵐の海戦
偉海賊船の縄張りには、赤地にドクロの旗を掲げる【亜海賊】というライバルが居た。
他の縄張りには、鵜海賊やら得海賊なんて、あいうえお順の漢字一文字を掲げる海賊団が50近く居るらしい。
僕が40歳の夏。
嵐の日、亜海賊船が海戦を仕掛けてきた。
嵐の中、激しくぶつかる二隻の海賊船。
僕は重傷を負い、海に転落。
荒波に流されるがまま、船を完全に見失い、轟音が接近する。
見上げると、海水を巻き上げるほどの竜巻!?
それに吸い込まれ、体をズタズタに引き裂かれた僕は、意識を失った。
最初のコメントを投稿しよう!