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ヨルンの慰め
その夜。
ヨルン「ラサ君、いるかな?」
ラサ「おりますよ...」
部屋に招き入れると、ヨルンも僕を抱きしめ、背伸びして、頭を撫でてくれた...デジャヴュ。
ヨルン「実は、ユニコとのジャンケンに負けちゃってね。ボクが後攻って訳。もう、ユニコを恋人にしちゃったかな?」
ラサ「ユニコには感謝してますよ。恋人と言えるかは分かりませんけど」
ヨルン「ふふ、ならボクにもまだチャンスあるかな?」
ラサ「僕は、愛する恋人も、慕ってくれた仲間も守れんタコですよ」
ヨルン「ボクは、その程度でラサ君に失望したりしない。無理な命令を出したボクにも責任はある。エリーユ特務部隊の活躍がなければ、もっと甚大な被害が出てた」
ラサ「上官として当然の事やないですか。僕の実力不足です」
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