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ラサ「ありがとう...左近さん。僕はラサ・アッシュ、この森に迷い込んで困ってたんや」
左近「水辺に棲むというカラス賊か。最強の魔物が彷徨く魔の森メイズに迷い込むとは...運が悪かったな」
魔の森メイズ...群雄割拠する大陸で、数少ないの不可侵領域として、どの国の領土にもなってないトコやんけ。
ラサ「申し訳ないんやけど、森の外まで案内してもらえんかな?」
左近「もう日が暮れる...それに」
僕の腹の虫が鳴った。
左近「腹が減っているのか? 食糧も携帯していないのか」
彼は、キマイラの毒の部分を切り捨てて担ぐ。
左近「着いてこい、飯にしよう...それに、その刀。興味がある」
彼の瞳が怪しく光った。
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