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ダークプリーストは深手だが絶命してない。
これで4対6としても...1.5倍の戦力差。
アムリタの泉がある此処は、拠点として最高の場所や。
魔の森を抜けてきた敵の強さは推して知るべし、手持ちのアムリタポーションでヒーラー入りのパーティに対抗するのは厳しい。
左近「あーちゃん、下がれ! 鉄塔勇気ッ!」
師匠の言葉に、あーちゃんは僕の所まで後退。
入れ替わるように、バーサーカーが踵を返して突撃...敵全員が、左近師匠に殺到する。
左近「ラサは、あーちゃんのガード!」
師匠の判断は速く、そう指示したんや。
アズサ「ウチ、まだ全然戦えるよ」
そう言って、あーちゃんは前に出ようとする。
敵の背後を突けるチャンスやけど、僕は左手と鞘ムザンで制した。
左近師匠の防御力は、防護職に向いてへん。
しかし、攻撃力は最強クラスの火力職なのは間違いない。
っちゅー事は、味方に被害が及ぶレベルの大技...ッ!
左近「これがオレからの卒業伝授だが、真似するなよ? 龍覇最終奥義...我烈陣!」
刀気の大爆発。
僕は、キリキリとムザンでクロスガードして、あーちゃんを守る。
地面を陥没させながら、爆縮していく...残ったのはクレーターと村正のみ。
僕とあーちゃんは、茫然自失になっとる。
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