ヨルン

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ラサ「ほな、シューユ様? あんな美形、そうおりませんよ」 ヨルン「それは同意だけど、シューユ様は既婚者よ。不倫したいとは思わないね」 ラサ「となると、僕の知らない人?」 ヨルン「んーん、知ってる人」  そんなん、もう僕しか...。 ラサ「ほな...部下の誰か?」 ヨルン「そうよ。...ボクが好きなのは、ラサ君」  またも手を握られて熱い視線を送られる。 ラサ「僕は、あーちゃんが好きなんで、ごめんなさい」 ヨルン「片想いなんでしょ? ボクとなら両想いになれるよ」  やっばり四人目か...僕が好きなあーちゃんより、僕を好いてくれる人と付き合った方が幸せになれるのは分かるけど。  ...まさか一日で五人もの素敵な女性達から告白されるとはなぁ。 ラサ「僕の、どこが好きなんです?」  あーちゃんの言うてた、僕のチート能力の類やろか?  それにしても大器晩成すぎるで。  肝心の相手に通じへんし。
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