お医者さんごっこの用意♪

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お医者さんごっこの用意♪

 修斗は適当に商品を選ぶと、 「結構、買ってみたから、これで、しばらく楽しめるね……」  そう嬉しそうに店を出て行くのだ。 「もう! 修斗の馬鹿っ! 何もこんなに買わなくてもいいじゃない? それに、今日はお医者さんゴッコをやるんでしょ?」 「これだけあれば、しばらくお店に来なくてもいいだろ? そう思って、いっぱい買ってきたんだからね」  そう満足気に言う修斗に薙は溜め息を漏らす。  そして二人は修斗の車に乗り込むと、家に向かい車を走らせるのだ。  家に帰って来ると修斗は、 「まずは、これで薙の中を綺麗にしてから、お風呂に入ろうか? その方が体も綺麗になるしさ……」 そうさっき買っていた袋の中から、その液体を取り出す。 「あ、そうだ! どうせ、お医者さんゴッコなんだから、白衣でも着ようかな? で、薙はどうする? ナースがいい? それとも普通に患者さんで行く?」 「……ってかさぁ、お風呂に先に入るんなら、そういうのいらなくない?」 「んー……でも、今日はお医者さんゴッコやりたいの! んじゃ、雰囲気出す為にお風呂上がってから白衣着ることにするよ。 それも一応、お店で買ってきたしね」  そう言う修斗は本当に楽しそうだ。 そして白衣を見に纏う。  そんな修斗に見惚れてしまっている薙。  修斗は何着ても似合うとでも思ってしまっているのであろうか。  修斗は身長百八十センチ位あって、しかも細身に筋肉質の体だ。 周りの女性が黄色い声を上げるのも頷ける。  そんなことを思っていると修斗の方は準備が出来たのか、 「とりあえず、これで、準備OKかな?」  そう言うとベッドの近くに勉強用の椅子まで持ってきて、完全にお医者さんゴッコの準備を整えたようだ。
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