日常

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日常

ピピピピーピピピピーピピピ、ピ 煩い、目覚ましを止める。 洗面所で顔を洗い、朝ご飯と弁当を作る。 ご飯を食べたら、制服に着替えて軽くメイクを施す。 時間を確認し、家を出る。 道を歩くと、私の顔を見て子供たちが驚いた表情を出す。 あの子たちからすれば、学生で髪と目が黒じゃないなんて、想像もできないんだろう。 、、、高校に入り、まだマシになった。 小学校ではすれ違う人に驚かれ、スクールカウンセラーに声をかけられる、 中学では先生に校則を破るなと注意されては説明し、の繰り返しだった。 高校では髪を染めている人も数人いたため、まだ良かった。それでも、私の高校は真面目な人ばかりで、青の目や髪は目立ちすぎる。 この世界は私には生き辛い場所だった。
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