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お医者さんは、プレインくんをよーく調べるといいました。
「プレインくんのエンジンが、壊れてしまったようだね。直せるけれど、このエンジンは今ないなぁ。エンジンが届くまで、しばらくお仕事はお休みだよ」
(え、お仕事はお休み? じゃあ、みんなの笑顔が見られないの?)
お医者さんとプレインくんの運転手さんが、いろいろと話しています。
「プレインくん、エンジンが届くまで、倉庫で待ってもらうことにしたよ」
倉庫! まっくらで、しずかで、うすきみわるい、あの倉庫で待っていなくてはいけないなんて!
プレインくんは悲しくなって、目の前がまっくらになりました。
とうとう、プレインくんが倉庫に入るときになりました。
「ほら、ここでエンジンが届くまで待っていてね」
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