小さな飛行機

3/4
前へ
/4ページ
次へ
 思った通り、倉庫はくらくてしずかで、生ぬるい風の吹く、うすきみわるいところでした。  こんなところでエンジンが届くまでの間、静かに待っていなければならないと思うと、プレインくんはとってもとっても悲しくなって、とうとうシクシク涙を流し始めてしまいました。  そうしてずっとずっと待っていると、ある日、まっくらな倉庫の中に、白い光のすじが入ってきたのです。 397def11-171b-4fa6-9e05-cb861d8a39bf
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加