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小さな飛行機
プレインくんは、 小さなプロペラ飛行機です。
小さな体のプレインくんだけれど、 なによりの自慢は、その小さな体いっぱいに塗られた色です。
町の人たちはプレインくんを見ると
「きれいな色だね」
「しゃぼん玉みたいだね」
と、ほめてくれるのです。
そんなプレインくんは、毎日いろいろなところへ、いろいろなものを届けます。
(ぼくのおしごとはいろいろなものを届けて、いろいろなものを はこぶこと。それだけだけど、なんて楽しいんだろう)
しあわせに暮らしているプレインくんに、ある日、おかしなことが起きました。
空をとんでいるとき、体の中でガタゴト、ブッスン、と音がするのです。
プレインくんの運転手さん は、プレインくんを機械のお医者さんに 連れて行ってくれました。
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