本編
14/16
読書設定
目次
前へ
/
17ページ
次へ
「川瀬」 ドアチャイムを鳴らし呼びかけると、 すぐにドアが開き、彼が顔を出した。 泣き腫らした目で僕を見つめる彼を 僕は迷いなく抱きしめた。 「岸野、俺」 そう言ったきり言葉にならない声を上げた 彼を玄関に押し戻しながら囁いた。 「朝までいてやる。もう忘れろ」 僕が許さないでいるからとは言わなかった。
/
17ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
24(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!