雪男純情秘話

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「まっ真奈?どうしたんだよ!」 「会ったのね、あの人に、ごめん、敏夫、生かしておけない」 真奈が包丁を両手で握りしめて突進してきた。 だけど、雪山で半泣きになっていた頃の弱気じゃない。 柔道を習った僕は瞬時に避けて、技をかけて包丁を手から落とさせた。 真奈が泣き出した。 そして打ち明けてきた。
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