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そう言うと、ビルは立ち止まりニコライを真っ直ぐに見つめた。
「これ以上、マリーベル様に関わらないように。特別な感情を持つ前に離れなさい。
あぁ、もうここで結構です。では、またお会いしましょう。ニコライ殿」
「……それはどういう?」
言いたいことだけ言うと、ビルは去って行った。
特別な感情? 何を言っているんだ。
マリーベル様とは、まだ知り合って間もないのに。 確かに放っておけない方ではあるが。
ビル殿は何を勘違いされてるのか。
とりあえず、戻ろう。
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